プラズマ処理 表面改質装置(親水化・疎水化)

      

GloQube

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概要

 GloQubeは、グロー放電(プラズマ処理)により、TEMカーボン支持膜とグリッドの親水化をはじめ、表面状態の親水化・疎水化、正・負電荷の付与を行う、コンパクトで使いやすい表面改質装置です。表面状態の改質により、ポリマーの接着性を高めることも可能です。

 GloQubeは二つの独立したチャンバーを搭載しています。クリーンチャンバーは疎水性から親水性への変換を必要とするアプリケーションのために設計されており、プロセスガスとして大気を利用します。ベイパー(蒸気)チャンバーは親水性から疎水性への変換を必要とするアプリケーションのために設計されています。プロセスガスにはメタノールやアルキルアミンを使用します。

 

特徴

・ 単一筐体に独立した二つのチャンバーを搭載(GloQube-Dのみ)
・ 全自動で短い処理時間
・ タッチスクリーンでの直感的な操作
・ 密封セプタムバイアルによる安全な蒸気供給
・ チャンバー間のクロスコンタミを防ぐ自動バルブ
・ 素早く簡単な試料の取付け
・ 試料障害を防ぐベントコントロール

 

 

 グロー放電(プラズマ)処理による効果
表面状態 電荷 雰囲気  主なアプリケーション
親水性  大気  カーボンコートされたTEMグリッド
親水性  大気-酢酸マグネシウム後処理を伴う  核酸のカーボンフィルムへの接着
疎水性  メタノール  正の電荷をもつタンパク質
(例:フェリチン、シトクロムC)
疎水性  アルキルアミン  タンパク質、抗体および核酸

 

親水性・負電荷

 プロセスガスとして大気を利用するプラズマ処理をすることで、疎水性になる傾向のあるカーボンフィルムを、GloQubeのイオンボンバードにより親水化します。吸着した不純物と電子の付着を除去することによって表面状態を親水性にし、負に帯電した表面を作り出します。

親水性・正電荷

 上記の親水化プラズマ処理をした後に、酢酸マグネシウム溶液による処理を行うことで表面の負電荷を溶液からのMg²+イオンによって中和し、親水性で正に帯電した表面を作り出します。核酸をカーボンフィルムへ接着する際などに適しています。

疎水性・負電荷

 炭化水素の還元雰囲気中(通常はメタノール)でプラズマ処理されたカーボンフィルムの表面は疎水性で負に帯電した状態になります。フェリチンやシトクロムCといった正の電荷をもつ高分子のタンパク質ファミリーを強く吸着します。

疎水性・正電荷

 アルキルアミン蒸気中でプラズマ処理されたカーボンフィルムは、疎水性で正に帯電します。核酸や、グルタルアルデヒド固定されたタンパク質といった、負に帯電した高分子を観察する際に適しています。

 

製品に関してのお問い合わせ
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